滋賀県三日月知事とお会いしました

5月12日 看護の日に滋賀県三日月知事とお会いし、「流産や死産等で赤ちゃんとお別れしたご家族への支援についての要望書」を提出させていただきました。

私たちの思い、これまでお聴きさせていただいたみなさんの思いを要望書にたくさんたくさん詰め込み、お伝えさせていただきました。


本当に本当に緊張して何を話したか思い出せないくらいなのですが、三日月知事は私たちが想像していたよりも深く当事者の思いを知り理解しょうとしてくださり、何度も涙が出そうになりました。


滋賀県は、妊娠出産子育てと「切れ目のない支援」を目指しておられます。その中に、流産や死産等を経験したご家族への支援をこれから組み込んでいく、具体的なお話もさせていただきました。


今は残念ながら滋賀県には流産や死産等の相談窓口すらありません。(相談したら受け入れますという姿勢ですが、自分が相談してもいいのか分からない、傷つくのが怖い当事者は誰に頼ればいいのかも分かりません。)

まずは相談窓口ができること、そしてその相談窓口の情報が早期から当事者へ行き届くこと。選択肢があること。何より、当事者が安心して相談できる場所・人であることが必要だと思っています。

その他、いろいろお伝えさせていただきましたが、まだまだ伝えていきたいこともたくさんあります。


滋賀県の医療機関や行政で、温かいグリーフケアが受けられるようになってほしい。

取り残さないでほしい。

流産や死産等がタブー視ではなく、亡くなった赤ちゃんも一人の命として温かく語られる社会に、滋賀県になってほしいなと思っています。


ようやくここから、です。


私たちにできること、本当にひとつずつですが、ひとつずつを大切にしながら進んでいきたいと思います。

最後に、このような機会をいただき本当に感謝しております。ご尽力いただきました、滋賀県議会中沢議員ありがとうございました。

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