10月23日に第2回周産期グリーフケア医療者と当事者の意見交換会を開催しました
10月23日に、第2回「医療者と当事者の意見交換会」を開催しました。
当日は滋賀県内の産婦人科やNICU、地域の助産院などで周産期のグリーフケアに関わっておられる、9名の助産師さん、看護師さんたちがご参加くださいました。
前回はZOOMでの開催だったので、医療者の方々と対面で意見交換させていただくことは初めてでした。
実際にグリーフケアへの熱い思いを持ってくださっている医療者の方々と対面の場所で、同じ目線で、同じ温度で、周産期のグリーフケアについて深くお話することができ、開催してよかったと実感しました。
ご参加頂いた方々からのアンケートでも、参加できて良かった、今後も開催してほしいとの声をたくさん頂きました。
施設や立場を越えて、周産期のグリーフケアに携わる仲間としての繋がりの機会となった。それぞれにたくさんの気づきがあり、それを活かしていきたい。との声も頂きました。
私たちは、子どもとのお別れの時、医療者の言葉や態度で傷ついてきた経験があります。そして、これから経験される方が、赤ちゃんとのお別れの悲しみ以外のところで、悲しみを深めてほしくないという思いでいます。
今回悩みながら、心を砕きながら、ケアを深めたいと考えてくださっている医療者の方もたくさんいるということ、を私たちも改めて知ることができ、嬉しかったです。
悩んでいること・思っていることを言葉にすることは、当事者にとっても医療者にとっても大切なことです。
この意見交換会が、周産期のグリーフケアについて、医療者と当事者が対等に深く考える場所として、そして医療者自身の心を大切にするための場所としても、今後も開催していきたいと思っています。
開催にあたり、場所をご提供いただきました、お産子の家さま、助産師さま、そして、ボランティアでご協力いただきました滋賀県立大学の学生さま、ありがとうございました。
※この事業は、滋賀県家族サポート活動支援補助金を活用し開催致しました。
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