7月1日学生ボランティア~小さなベビー服ラッピングの会~を開催しました

7月1日に学生ボランティア〜小さなベビー服ラッピングの会〜を開催致しました。

当日は県内の大学生など11名の学生さんたちがご参加くださいました。

また、企業の方が1名見学に来てくださいました。


今回は、

・滋賀県の流産や死産等を経験されたご家族現状と

 グリーフケアについてのミニ講座

・小さなベビー服のラッピング

という内容で開催しました。


初めはみなさん緊張しながら参加してくださり、今回が初めてのボランティアへの参加という学生さんもいて、まず参加しょうと思ってくれた気持ちが何より嬉しく思いました。


流産や死産等やグリーフケアについて、学校の授業や普段の生活の中では触れたり聞いたりする機会がない方がほとんどで、ミニ講座やラッピングの中でいろんなお話をさせていただき、とても真剣に聴いて私たちの言葉をしっかりと受け取ってくださっていることが伝わってきました。


ラッピングでは、たくさんの人の手を経てたくさんの思いが詰まったベビー服を実際に手にとって感じ、一着一着ご家族に思いを馳せながら、丁寧に包んでくださいました。


開催後のアンケートの中で、

・これから仕事や人生の中で、今日知った・学んだことを生かしていきたい

・ピアサポートの活動があることを初めて知った、広めたいと思った

といった感想をたくさんいただきました。


学生さんたちへ向けたイベントは今回が初めてでしたが、医療系の学生さんもそうでない学生さんも参加してくださり、それぞれみなさんがたくさんの事を感じ取り、これから自分が出来るを考えてくれる機会となり、開催して本当に良かったと思いました。


今回の開催で、やはり今の教育の中では、

流産や死産等について知る機会はあまりにも少ない。

グリーフケアについて知る機会も本当に少ない。

ということを改めて感じました。


流産や死産等は悲しい出来事かもしれない、

でも、確かにお母さんのお腹の中には一人の命が存在して、そしてお腹の中から産まれてきてくれた。そのことには変わりなくて、

その命はお母さんとお父さんがいたからこそ存在した命で、大切なたった一人の命なんですよね。

だから、タブー視するんじゃなくて、亡くなった赤ちゃんも一人の命として、そしてひとつのお産として大切にされる社会になってほしい。


今回開催をして、これからを担う若者たちに、もっともっと知ってもらえる機会が増えたら良いなと感じました。


改めて、今回参加してくださった学生のみなさん、本当にありがとうございました。

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