10月27日東近江市議会福祉子ども常任委員会勉強会にてお話させていただきました
10月27日に、東近江市議会福祉子ども常任委員会の勉強会にて、「流産や死産等を経験されたご家族の現状と支援」についてお話させていただきました。
これまで、東近江市議会の議員さんと何度かお話させていただく機会をいただいてきましたが、今回はこれからの東近江市の妊娠・出産・子育て・そして福祉に関わる問題として、東近江市議会の福祉子ども常任委員会にて8名の市議さんとお話をさせていただくこととなりました。
市議さんたちは、いろんな世代の方がいらっしゃる中で、みなさん真剣に私たちの話を聴いて、たくさん質問もしてくださいました。
そして、私たち母親だけでなく、父親・祖父母・また友人や同僚…といろんな立場で身近に経験される方がいるかもしれない。振り返ってみると、実は身近にいる・いたけれど、流産や死産等をされたご家族の現状について知る機会がなかった。と感想をいただきました。
流産や死産等は身近なことのはずなのに、今はほとんど知る機会がありません。そして、当事者となってから、どうすればいいのか本人・家族も周囲も戸惑ってしまいます。
お別れされたご家族へのグリーフケアは、特別な人だけがするという訳ではありません。グリーフケアがもっと身近になってほしいと思っています。
お別れした赤ちゃん、そしてご家族へ思いを寄せること。そして、赤ちゃんとご家族の今をありのままに大切にすること。から始まると思います。
いつもお話させていただいていて、「まずは知ってもらうこと」だと思っています。
タブー視されてきた文化から、一人の命として亡くなった赤ちゃん・そしてお別れしたご家族が大切にされる社会になってほしい。
今回は、その一歩として、大変貴重な機会をいただきました。
何かをすぐに!というのは難しいのは承知していますが、一人ひとりの力が繋がっていけば、一歩ずつ変わっていくと信じて、お話させていただいています。
このたびは、貴重な機会をいただきありがとうございました。
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