10月31日東近江市の保健師さんたちへ研修会を開催しました
10月31日に、東近江市役所の保健師さんたちへ「地域におけるペリネイタルロスへのグリーフケア」というテーマで、研修会を開催致しました。
当日は30名近くの保健師さんたちがご参加くださいました。
9月に急遽研修会のご依頼をいただき、私たちから行政の保健師さんたちへ伝えたい・伝えられることは?と何度も何度も共同代表二人で考え話し合い、研修内容にギュッと詰め込みました。
事前に保健師さんから、
・ピアの活動についての実際
・ご家族への声掛け
・行政の役割・姿勢
などについてご質問いただいておりましたので、私たちがお話出来る事をお伝えさせていただきました。
いつも研修会等でお話させていただく機会に思うことは、「伝えたい思いがありすぎて時間が足りない!」ということです。
それくらい、私たちは当事者として悲しみや苦しみを吐き出せず孤独に抱えてきました。そして、社会はまだまだ情報も認知も理解も少ないため、「まずは知ってもらうこと」からのスタートであり、知ってもらうにはリアルな当事者としての思い・現状をお伝えするしかないんです。
これまで様々な所へ働きかけてきた中で、
「支援は必要だと思うけど、、、」の立ち位置から、
「当事者の思いを知ろう」とする立ち位置へ、
そして、「何ができるか、実際の支援へ結びつける」までには、
やはり実際にご家族へ関わってくださる方々の思いが乗らなければ変わっていかない、と実感しています。
今回、自分たちの住む市の保健師さんたちが「知ろう」としてくださったことが、大きな一歩だと感謝しています。
大変貴重な機会をいただきありがとうございました。
今後も、私たちでお伝え出来る事はお伝えしていきたいと思っています。一緒に周産期のグリーフケアについて考える機会を持てたらと思っています。
もし、医療機関や自治体等で周産期のグリーフケアに関わる方で、研修会・勉強会のご依頼や、話を聞いてみたい等ありましたら、ぜひご連絡ください。
saboten.no.hana.shiga@gmail.com
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